相馬野馬追 北郷騎馬会


令和6年度 相馬野馬追日程
令和6年5月25日(土) 御繰出し(出陣/宵乗)
令和6年5月26日(日) 野馬追(本祭)
令和6年5月27日(月) 野馬懸



 騎馬武者は、各々が属する騎馬会(旧相馬中村藩領 五郷)と供奉する神社(三社)より出陣致します。
同日同時刻で各々の騎馬集団、騎馬会、各神社で行事が行われております。
 下記の行事日程と観覧ガイド➡をご覧頂き、どの郷のどの行事を観覧するか参考にして下さい。
(大変広範囲でしかも同時刻で行われております、移動距離・時間も考慮のうえご観覧下さい。)
記載時間は目安です、進行状況により変化しますのでご了承ください。

注)野馬追の行事は、全て旧藩領で使われていた地域名(行政区名)で行われます。
現在と旧藩領の区割対比が下記の様になっております。
 現 行 政 区 旧 藩 領  供 奉 神 社  神社シンボルカラー 
相馬市 宇多郷 相馬中村神社  白 御神旗は青
南相馬市鹿島区 北 郷
南相馬市原町区 中ノ郷 相馬太田神社  赤 
南相馬市小高区 小高郷 相馬小高神社  黄 
双葉郡浪江町 標葉郷
双葉郡双葉町
双葉郡大熊町




5月25日(土) 御繰出し(出陣・宵乗)

 早朝、宇多郷(相馬市)と北郷(南相馬市鹿島区)の騎馬は甲冑旗指で、中ノ郷(南相馬市原町区)小高郷(南相馬市小高区) 標葉郷(浪江・双葉・大熊町)の騎馬は陣笠陣羽織で出陣式を行い各々供奉する神社より進軍開始致します。
 北郷の御繰出しは、南相馬市鹿島区横手に北郷陣屋を陣営し、 相馬中村城より出陣する総大将をお迎えし、総大将擁する宇多郷騎馬と合流後一路雲雀ヶ原へ進軍致します。
 北郷陣屋で執り行われる、総大将お迎えの行事は、宇多郷騎馬隊と北郷騎馬隊との連絡は騎馬により行われ、その伝令騎馬による武者口上・作法は、 旧相馬中村藩時代そのものを伝えております。
 雀ヶ原に着くと、馬場潔式の後、陣笠陣羽織で明日の本祭り向けての馬ならしである宵乗競馬が行なわれます。


5月26日(日) 野馬追(本祭)

 各郷騎馬が甲冑指旗で南相馬市原町区小川に集結し、雲雀ヶ原祭場地へ進軍します。
雲雀ヶ原到着後、甲胄指旗による「甲冑競馬」と花火とともに打ち上げられた御神旗を多数の騎馬武者が奪い合う「神旗争奪戦」が行われます。


火の祭(小高)

 夕方から南相馬市小高神社周辺の道や田に篝火を焚き「火の祭」が行われます、雲雀ケ原から帰陣する小高郷の騎馬武者を小高区の人々がお迎えし労をねぎらいます。

5月27日(月) 野馬懸

 数頭の裸馬を騎馬武者が追いたてて、小高神社特設の竹矢来の中に追い込みます。
これを浄衣を着た御小人が素手で捕え、神前に献じます。
この野馬懸の行事が、往時の放牧が盛んであった時代、武士の練武として行われた野馬追の原点をとどめたものとなっております。


相馬野馬追行事日程表暫定(時刻は目安とお考え下さい。)
表をクリックするとPDF表示されます。